中国経済はホントに持ち直すのか?
しかし本当に中国経済は持ち直すのでしょうか?中国は大量の不良債権を抱えています。そして2018年の後半、中国政府はその不良債権を処理しにかかった所、景気が急減速して当局はビビりました… そして2019年に入り大規模な景気対策発動に方針転換したのです。
2018年後半から2019年初めのアップルショックに至るまでの世界的な相場下落の主原因は米中貿易摩擦だというのが世論の総意ですが… 私は今回の相場下落の根本にはこの不良債権問題があると思っています。
これまではスマホに代表される新テクノロジー経済の勢いが凄かったので、少々不良債権があっても目をつぶっていられました。しかし、5Gや自動運転などの次世代テクノロジーがいまいち視界不良の今、中国の不良債権問題がクローズアップされるのが必至だと思うのです。
その根拠というわけではないですが、あの投資家ジム・ロジャーズが不吉な事を言っています。
次に起こる経済危機は、われわれの人生で最悪のものになるでしょう。その危機から脱出できる人は、そう多くはない。それほど深刻で破壊的な危機が、いま目の前に迫っているのです。
この元記事はリンク↓の雑誌記事で、この号が「不景気来るぞ〜!」って危機感を煽るテイストになっています。
しかし、その事を差っ引いてもジム・ロジャーズは我々が知らない何か?を知っているんじゃないか?というのが、ワイのうがった見方です…
中国バブル崩壊詐欺
(2019.04.26追記)
しかし実態はとんでもない事になっている、という説もあります。
(2019.05.30追記)
中国がバブル懸念を払拭してきた歴史は、この記事の最後に端的に書かれています。
「中国経済が転機を迎えるたび、常に悲観派と楽観派の対立があったが、経験則では常に楽観派が勝ってきた」。ある日銀幹部は話す。日銀内でも中国の現場から遠ければ遠いほど悲観的で、近ければ近いほど楽観的になる傾向があるという。
そして、この不気味な言葉で記事は締めくくられています…
だが米中の対立という異例の事態が長引くなか、過去の経験則が通じるかどうかはわからない。
高度成長の終わりには必ず景気後退が来る?
では中国は不良債権を無事処理して、また回復基調に戻るのでしょうか? もっと具体的に言うと、不良債権を処理しつつソフトランディングして今年の経済成長率6%台を死守できるのでしょうか?
日本の場合どうだったか?というと… いわゆる高度成長期の終焉はオイルショックと共に訪れ、一旦マイナス成長になります。
この時の世相はどうだったか?というと、こんな感じでした…
中国が日本と同じ道を辿るかどうか?は神のみぞ知るですが… 時代が変わる時、経済はオーバーシュートするのが常ですから、中国も今年か来年の成長率が3%〜5%ぐらいになってもおかしくないと思います…
で、結局いつよ!?
で、もし中国が一旦低成長、もしくはマイナス成長になるとしたら、それはいつやってくるのでしょうか?
これについては、とても興味深い指標があります。この記事によると銅相場が中国経済の先行指数らしいのです。
そして今の相場がこちら↓
これが下がった時は要注意ですね…
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ありがとうございます!!