証拠金が減ると何が起きるか?
証拠金がある限界点に達するとアラート(警告)メールがきたり、ロスカットされる、っていう話はご存知ですよね?
では、あなたはアラートメール受け取ったり、ロスカット食らった経験ってあります?
チキン(臆病者)なのでレバレッジは上限10倍程度で運用してます。これだと余程の事がない限り、アラートやロスカットになることはありません。
でも、そういう経験をしないままFXをやり続けるのは
のようなものだと思いませんか?
そうです!
何事も知っているのと経験するのでは訳が違います!
そこで今回試しにやってみましたのでそれをご報告したいと思います。
アラートメール受信!!


寝る前に108.4円で10,000ドル買っておいたら… なんと! 次の朝、超早い時間にアラートメールが来ました!!
額を少なくして望んでいてもドキドキですね…
まさか次の日に初キスが出来る(=警告メールをくらう)とは思ってもいませんでした…
今回わかった事
メールの内容を見るとこんな感じです↓

私はSBIさんを使っているんですが、SBIさんの場合、必要証拠金維持率が100%を切ったらアラートメールがきて、50%を切ったらロスカットする、というルールのようです。(ちゃんと取り扱い説明(契約)を読んでいれば、そんな事ぐらいすぐわかったんでしょうけど…)
一方、他の証券会社さんだと証拠金維持率が100%を切った時点で強制ロスカットする所もあるみたいです。
その点、SBIさんは良心的だとも言えますが、100%切った状態でロスカットに怯えながら過ごすのも精神的にきついですよね… 私は速攻、損切りしてポジションを半分にしました。
リバレッジと必要証拠金の関係
これが証拠金情報の詳細です↓

まず真っ赤っかになっている③を見てください。今回の取引で発生した損は4,020円(含み損)です。
次に②を見ると、もったいぶって隠されてますね… この理由は後で詳しく述べますが、本来、ここは4,7116円、つまり①+③の数字が入るはずです。
結局、①は現在SBIさんに預けている証拠金②から③を差し引いた額が入ります。
で、問題は④の取引必要証拠金なんですが… それを計算するために次を見てください↓

平均約定(やくじょう)価格が1ドル108.3992円で、10,000ドルの買いを入れたので、必要保証金は1,083,992円÷25=43,359.68円です。
あれ? ④の43,345円より14.68円多いですね??
そうなんです。これは謎なんですが、いつも少しだけ違います。(スプレッドとか関係しているのかもしれませんが、理由はわかりません。)
でも、ほぼ誤差なので、基本的にはポジション総額÷25(リバレッジ上限)だと思って下さい。
⑤は新規注文可能額で、警告メールの「新規注文を発注することはできません。」の通り、0円です。
そして、最後の⑥は①÷④x100で、証拠金維持率となります。これが100%を切ったので警告メールが飛んできたんですね…
もしもロスカットを食らっていたら…

もしもの話ですが… このチャートがズボっと下抜けして、ロスカットを食らっていたらどうなったか?を試算してみたいと思います。
証拠金維持率が50%になるということは、①が④の1/2だから21,672円ですね!

これは今から更に21,423円損した状態なので、合計で25,443円の損です!!
まぁ、最初に委託した金額の約半分ですね…
でも、実はもっと損をする可能性もあります。というのは、今年初めのアップルショック(フラッシュクラッシュ)のような急激な下落の場合は、取引が成立しない場合があるのです。
超最悪の場合、最初に預けた証拠金を全部使い切って、更に追加で決済金を要求されることもあります…
う〜ん、恐ろしいですね…
初体験で気をつけるべき事
実は、このアラートメール受信は確信犯でした。委託金を大幅に少なくして1万ドル買ポジションでもリバレッジが20倍以上になるようにしておいたのです。
だから、詳細な証拠金情報の②の所は委託金を少なくする前の金額が書かれています。警告メールくらったのが早朝だったため、委託金の送金が間に合わなかったんですね…
今回の損は4000円程度ですみましたが、もしこれが10倍、100倍となっていたらと思うとぞっとしますよね…
そうです! 警告やロスカットを経験する準備として1つだけ注意するべき事は
ということです。
警告やロスカットに限らず、色々なパターンの運用を試してみるのも、少額ポジションで実際に経験してみることが大事です。
本当はロスカットも経験したいけど…
Special Thanks
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ありがとうございます!!