
膠着相場の中、じりじりと円安に
中国の非製造業購買担当者景気指数(PMI)と米国の製造業景況感指数が良かった事をうけ、111円30銭あたりまで円安が進んだ。その後、狭いレンジでの膠着相場が続く。
「米中協議の進展」への期待感と「世界経済の失速」への恐怖感がちょうど拮抗している感じ。4月5日の金曜日には111円75銭あたりまで円安が進み、株価も2万2000円にもう少しで届くか!?という所まで行った。
週明け少し株安&円高
さすがに株が買われ過ぎだろうということで、週明けには利益確定の売りが入った。円も少し買い戻される。
今週末の4月12日にはBrexitの期限が迫る。「決められないイギリス」は再度期限の延期をお願いする予定だが、もし何かの手違いで「合意なき離脱」をしてしまったら世界経済が大混乱に陥る。現在の膠着相場は、マーケットは「合意なき離脱」の可能性は極めて低いと判断しているから。