
週半ばに潮目が変わる
4月10日の夜(アメリカ4月10日の朝)まで株もドルも下がり続けてたが、4月10日から突如上がり出す。特にドルは4月12日の早朝(アメリカ4月11日)から爆上げした。日経平均は4月12日は爆上げしなかったが、週明け4月15日に爆上げした。
中国、アメリカの経済指標の好転
爆上げの根拠は…
- 中国の3月貿易黒字の増加
- 米中通商協議の進展期待
- アメリカ3月卸売物価指数の上昇
- アメリカ3月新規失業保険申請件数の減少
ねじれの爆上げ
一方で、国際通貨基金(IMF)は2019年の世界経済成長率を3.5%から3.3%へ下方修正した。(4月9日)
景気が減速する統計がたくさん出ているにもかかわらず、株式市場、ドルはどんどん上がっている。(ねじれの爆上げ)
でも、金利は低いまま(=債権価格は高いまま)となっている。つまり、長期金利の利率がぐんぐん上がるということはない、いわゆる適温相場
長期金利が上がって(=債権価格が下がって)、株が上がればリスクオン=爆上げということになるが、そう話は単純ではない。